ブログ

 ›
 ›
爪と傷のでき方

爪と傷のでき方

乾燥してかゆみが出やすい時季です。

店頭でアトピーの相談を受けていて
案外疎かにしていると思う事の一つに
爪の事があります。

ついつい掻いてしまって傷を作ると
アトピーの湿疹がある人はアトピーのかゆみと
傷の刺激で更に皮膚が気になってしまいますね。

力の加減にも寄りますが、
傷を少しでも作りにくくするには
やはり爪の状態が大きく影響しています。

爪を実際に皮膚へ当ててみて、
しっかりと皮膚に引っかかるならば
爪の長さは、長いと考えた方が良いですね。

また、細かいけれど、
とても重要なのは、爪先の状態です。

ヤスリで爪先を斜めに削り、
少しでも皮膚への 引っかかりが減る様に
しておきましょう。

爪の状態で皮膚を掻いてしまった時の、
傷のでき方が変わりますので
爪の状態には意識を向ける様にしましょう。

特にアトピーの状態が
悪ければ悪い(赤味や汁が多い)ほど、
爪の状態でかき傷の深さが変わり、
治すまで時間がかかります。