アトピーやニキビなど
慢性皮膚病の相談を 受けていますと、
ほとんどの場合
「就寝時間が遅い」事が多いです。

そして、就寝までにテレビやスマホやパソコンを
見ていて、脳が興奮している状態で
就寝しているケースが多いです。

毎日の睡眠の質が、皮膚の状態にかなり影響しています。
（詳細は、睡眠中に出る成長ホルモンの分泌と関係しています）

特にアトピーやニキビで皮膚を改善していきたい場合は
これまでの就寝までの過ごし方を改めて
新しいパターンを築いていく方が改善は早いです。

つまり、以前の生活をしていると、
アトピー・ニキビが治らないという結果を 招いていますので、
その生活パターンの中に 改善を妨げる（悪化させている）事を
行っているという見方に変えてみましょう。

睡眠については、かゆみで眠れないとか
食事が遅くて睡眠が浅いとか
そもそも寝つきが悪いとか
現状の悩みが個々で違うと思います。

この辺りは、皆さんに合うように
個別対応になりますが、
１つ１つ習慣の改善を図る必要はありますね。

皮膚だけを診て皮膚を改善させようとして
うまく行くのは急性の皮膚病です。

慢性の皮膚病では、
身体全体で体質を診て
かつ以前の習慣の改善（養生）により
体質改善して行きます。

アトピー・ニキビが出ない状態の皮膚にするために
その時の皮膚に合わせた漢方を飲みながら、
同時に養生を行うと皮膚は改善していきます。