アトピー相談で１年位通ってくれている
２０代男性。

身長が170センチ位で体重は50キロ代
来店前は、気虚（エネルギー不足）陰虚（潤い不足）があり
そこに湿熱・血熱・熱毒という邪があって
黄色い汁が止まらず、皮膚の赤味もひどい状態でした。

普段も疲れやすく、体力が無い状態からスタートでした。

皮膚の状態と気候の変化に合わせて
漢方薬を調節し、
今はすっかり普通の肌と思える位に
回復しています。

ここの所は、主に胃腸の強化を中心にして、
最近は暑邪（暑さ）対策に清熱薬を加減して使用してもらい
補陰と補気をメインに身体の強化とバリア力向上を
行っています。


そんな中、首の後ろに赤味が続くと先日電話相談があり
状態を詳しく聞いて、保冷剤を当ててもらうことと
必要な漢方薬の使い方を伝えて、予約日まで
様子を見てもらいました。

本日来店され、症状は改善していましたが
皮膚の状態から、日焼けとあせもも併発して
悪化していたように感じました。

スキンケアで今後も様子を見てもらうことにしましたが、
暑くなってからの悪化要因に
日焼け&あせももありますね。

日焼けは皮膚の炎症ですので、アトピーの方は
ひさしのある帽子をかぶるとか
長袖にするとか襟のあるものにするとか
暑くても大切かと思います。

また、汗が出るので、その後の対応として汗を
早めにふき取るとか入浴後のケアをしっかり行うとか
あせも対策も行いましょう。

先に先にアトピーを悪化させる要因に対しては
しっかりと対応しておきましょう。

こういうことがかゆみを防ぎ、
引っ掻いたりしないためには
重要かと思います。