80代女性

今年に入ってから、もともと症状はあったが
手足のしびれ・手先足先の冷え・指のこわばりが
悪化してお困りと8月に入って
漢方相談にお見えになりました。

症状は、左右対称に起こっているが、
病院では、リウマチとは言われていないとのこと。

現在投薬なし。


足先は靴下を履かないと冷えてしまい
夏でもクーラーがかかっていると
冷えて困る様子。

肩のコリもあり、指のこわばりがひどくなっている。

最近の気候でも、雨の前には症状が悪化するので
雨の日が分かるとのこと。

身体の不調は、動き出すとだんだん
楽にはなっていくとのこと。


80代で腎虚（そもそもの老化）があり、
冷えと湿気に弱くなったと判断して
漢方薬を飲んでもらいました。
（去風除湿散寒・補肝益腎）

漢方薬を飲んで翌朝起きた時には
効き目を実感され、身体を楽に動かせるように
なったとわざわざ報告に来られました。

とっても嬉しいと喜んでもらいましたが
漢方を飲み始めておよそ2週間後の本日も来店。

「漢方で症状はとっても楽」と
継続して購入いただきました。

一番暑い時期と一番寒い時期では、必要な漢方薬は
変わると思いますが、基本的に老化から気血不足になり
悪化してしまったと思われます。

身体の弱りを強化する時には、
漢方薬はとてもお役に立つので
不足を補う必要がある時には
漢方をしっかり飲んでいくと良いですね。

特に医師から「年だから仕方ない」
と言われてしまった場合などの
身体の不調は、痛みに限らず
漢方は是非お試しいただきたいです。

老化から痛むような場合、病院の薬は却って
身体の負担になる場合も多く、症状の改善も
あまり芳しくないように思います。

痛みには、どんな痛みにも鎮痛剤ではなく、
痛みが起こった理由を考え
原因からしっかり治しましょう！