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慢性皮膚病は腸内環境は大事

慢性皮膚病は腸内環境は大事

そもそも身体の内部の問題で
アトピー・ニキビが出ているのに
皮膚だけ対応していても
アトピー・ニキビは繰り返します。

慢性皮膚病が火事の警報機であるならば
皮膚だけの対応は
警報機を止めているだけで
火事は消していません。

大切なことは火事をどうやって消していくか?
になります。
(ここを中医学的に考えて漢方薬を使います。)

皮膚の状態が悪い時には
腸内環境は悪いので
理想的な黄色い水に浮くうんちは
出ていないと思います。

ざっくりとですが、皮膚の悪くなる前には
腸内の悪玉細菌が増えて
腸壁に小さい炎症が起きて
腸粘膜の状態が悪くなります。

すると、普通は腸で吸収されない未分解の食べ物が
血液中に侵入して余分な毒素になります。

アトピーなら未分解物を異物と判断して
アレルギー反応を起こしています。

そして体は毒素を皮膚から排泄しようとして
皮膚の状態が悪化してしまいます。

この状態がいつまでも続いていることを
慢性の皮膚病と考えて問題はないと
思います。

だからこそ、毎日口にしているモノには
皮膚病が特にひどい時には
しっかりと注意する必要があるのです。

そして、皮膚の炎症が治まってくると
腸の炎症も治まってきていると考えられ
飲食の注意も軽くして大丈夫になります。

炎症がヒドイ時には、
皮膚に出ている余分なゴミは、
大便・小便をメインに漢方薬で
身体の外へ出していきます。

皮膚の炎症が落ち着いてきたら
次にだんだんと皮膚にゴミが出ない様に
漢方薬で身体を強化させていきます。

こんな感じでアトピー・ニキビなど
慢性化した皮膚病は漢方薬を使って
皮膚に症状は出ない状態が保てるように
身体を改善させていきます。

腸内環境の問題は、
何を口にするのかが重要ですので
食養生もセットでポイントを守れる
と皮膚の改善は早くなります。


しかし、腸のためには
ヨーグルトを取れば良い
ではありませんね!