昨日、名古屋の金山駅近くで
毎月の薬の研修会がありました。

只今そのグループを運営する
部会長という職に就いていますので
内容とスケジュールは
自分が決めています。

その中で、久しぶりに
症例のロールプレイングを行い
ある先生の普段の接客を
見せてもらいました。

ドラック形態のお店なので
当店のスタイルとは違いますが
多くのお客様からの信頼を得て
毎月の販売が素晴らしい先生です。

ロールプレイングは、
自分を見て意見をもらったり
逆に見させてもらうことで
とても参考になります。


先生は、（自分の身体を治すのは自分自身であり
薬は補助でしかないので）その人に合った養生を必ずお伝えして、
原因から改善するための考え方をしっかり話しされていました。

その考え方はシンプルで
「身体を温めて全体の血液循環を良くする」
ことでした。

必要な養生について、例えば
冷たいモノを摂っていれば控えてもらい
運動していなければ散歩等を
提案されています。


その中で、温めて身体全体の巡りを良くする薬を
現状から身体を立て直していく時に必要であることを
上手に説明されていました。

薬には、「効く薬」と「治す薬」の２つありますが
その違いを分かりやすくお話しされていました。

（効く薬は、症状を抑えるために一時的に服用する薬であり、
治す薬は、弱った機能を戻し自分の治癒力を高めるために
続けて服用する事で効果が出る薬です。）


薬＆養生はセットであり、その目的は、
根本的に症状が出てしまっている身体を治すために
「身体を温めて全体の血液循環を良くする」
にありますね。

先生のとても分かりやすい会話の流れについて
自然治癒力強化・体質改善のために
しばらく薬を飲んでもらう必要性を
お伝えする際の参考にしたいと思います。