2019.7/18

アトピーがひどい方ほど
湿気に反応して赤味や黄色の汁が出たり
乾燥でカサカサし暖房で熱くなってかゆみが出るなど
季節の影響も出やすい様に感じます。

その影響の受け易さは、
多くの場合
体力に比例しています。

アトピーは皮膚に出ていますが
体が元気であればアトピーが出ても
軽かったり、早く治まったりします。

アトピーが出る出ないの根本は
自然治癒力なのです。

熟睡できる
朝すっきり起床
空腹を感じて食事がおいしい
バナナ状のうんちが毎日出る
メリハリを付けて作業できる

等々これらが出来てないなら
そうなる様に過ごし方を変えて
身体を整えましょう！

急性期を過ぎて一旦炎症が治まった時ほど
皮膚だけを見ないで
こんな意識が大切になると感じます。



アトピー相談がちょうど
2年になる20代男性
学生の方

相談前はいつも横になって
休んでいたい状態でしたが、
アトピーが出にくくなるのと
同時に毎日元気に過ごせる様になっています。

相談の前には
しんどいのでテスト勉強に集中できず
試験も受けられない位に
体力が低下していました。

現在は、朝からしっかり起きて
うんちも一日バナナ便が2回位出て
試験勉強も続けてできる様になり
痒みも全く出なくなっています。

もともとステロイドを使用していた
部分は茶色が残っていますが
現在見た目ではアトピーと
分からない位です。

その方の昨日の相談で
アトピーに囚われず
体を元気にするという視点は重要
と改めて感じました。

ちなみに漢方薬は
補薬をメインに毎日継続して
清熱薬（＝症状を抑える目的）
を自己調節で服用してもらっています。

悪化しそうな時も
事前に分かるので
症状を抑える漢方薬の使い方も
理解されています。

アトピーは抑えるではなく
出ない状態を維持するという視点が
重要です！！！！

その際、体力の充実が大切で
睡眠・便通・だるさの有無など
整えて下さい。