2019.8/6

２０代男性

７月に１か月前位から
湿気と気温上昇で
睡眠の質が悪くなった
とご相談を受けました。

寝付きがそもそも悪い
途中夢が多く目が覚めやすい
朝スッキリ起きれない
等お困りでした。

病院では睡眠薬が処方される
と思いますが
睡眠薬は嫌とのこと。



やはり眠れない原因が大切です。

どうして眠れなくなったのか？
探るためにお話をまずは伺いました。

漢方的には、
心脾両虚・肝鬱・心腎不交・痰熱・食滞など
バランスの乱れを考えていきます。

・仕事でストレスを感じている
・ストレス発散でスマホを長時間見ている
・長時間スマホでむしろ疲れている
・晩御飯を食べ過ぎている

こんな所が理由として考えられました。

このパターンを続けて行くと
漢方など薬を飲んでも
最初は効いてもいずれ効かなくなるでしょう。

大事なことは、眠れる身体と習慣を
当たり前にすることです。

今は眠りを悪くする事をしている点を
理解してもらい、帰宅後からの過ごし方を
お互いに確認しながら
可能な事を提案しました。

アドバイスでは意味がなくて
相談者の方ができる事を
提案する必要があります。

漢方薬も睡眠のために有効な手段です。

この方の場合は、気の巡りを整える漢方と
心血を増やす漢方をおすすめして
納得してもらい、漢方と養生で
様子を見てもらうことになりました。

まずは２週間分で始めて次回予約時に
改めて様子を伺うと、睡眠は改善しており
養生の確認と同じ漢方を継続てもらいました。

そして今回漢方を始めて
約１か月後の来店時に
しっかり眠れるようになった
とご報告いただきました。

帰宅後の生活パターンを
改善してくれているので
このまま良い習慣になって
再発しない様にして欲しいです。



暑い時期であり体調管理は重要です。

睡眠も体力がないと眠れないので
単に薬だけにしないで
可能な養生も一緒に行い
眠れる身体を作って下さい。