ブログ

 ›
 ›
同病異治(どうびょういち)

同病異治(どうびょういち)

2019.8/10

中医学では、西洋医学と違い
病名が重要ではなく
起こっている状態を判断する
弁証が大事になります。

証(しょう)が決まることで
治し方が決まり
必要な漢方薬が決まります。

だから病名が決まっていても
初めての相談ならば
証が分からないので
じっくりとお話を伺います。

アトピー・ニキビ・後鼻漏など
どんな相談でもその状態・証に合わせて
漢方薬を使うので
状況の確認が大切になります。

例えば
「めまい」という病名の相談でも
起こった原因の違いから
治し方は異なり、違う漢方薬を使用します。

これが、同病異治(どうびょういち)で
同じ症状でも治し方が違うという意味です。

参考に以前のブログに大まかに書きましたが
肝陽上亢・腎精不足・気血不足・痰濁中阻が
めまいの主な原因として考えられます。
  ⇓⇓⇓
めまいについて

和ひのき薬局では、どんな相談でも
話を伺って適切な漢方薬とともに
必要な生活養生をお伝えし、納得してもらってから
漢方薬を買っていただきます。

いつも繰り返してしまう
お困りの症状のある方は
一度ご相談くださいませ。