2019.10/4

これまでにステロイドを使用して
アトピーを繰り返していた方で
ステロイドに対して
頑なに拒絶してる方は居ます。

使ってもどうせ治らないから使わない

その考え方は分からなくないですが
「効く」と「治す」の違いを理解して
ステロイドの良い面と悪い面を見ましょう。

あくまでも症状を抑えるための効く薬です。

漫然と使用していたら
色素沈着や萎縮や酒さなど
起こったりします。

しかし、悪くならない状態が続く様に
食養生や漢方を続けていけば
炎症は起こりにくくなります。

その過程でアトピーの症状が出た時
ステロイドを使用するのは
メリットの方が大きいと考えています。

炎症が軽減するので掻き壊さなくなり
傷を作りにくくしますし
掻いて傷を作った場合は
早く傷は塞がります。

傷のまま過ごすのは
感染のリスクがありますし
傷の刺激を我慢したりして
無意識で力を入れていて気が消耗しています。

睡眠も痒みや傷があると
浅くなりやすいです。

ステロイドも使い方をしっかり指導してもらい
上手に使う事が重要です。

いつも無くなるとステロイドをもらいに
病院を受診するような使い方では
自己流になって行きやすいでしょう。

アトピーの方は気虚（エネルギー不足）
がある方は非常に多いです。

傷を作って生活に支障が出る位なら
しっかりステロイドも使用して
寝込まないようにしたいものです。

毎年この時期からカサカサ肌なら
普段から保湿して
乾燥からの痒みが出ない様に
日々のスキンケアはしっかり行って下さいね。

こういった一手間の積み重ねの養生で
アトピーが出にくくなっていきますし
悪化しても軽く済んで行くようになっていくのです。