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衛気(えき)は大事

衛気(えき)は大事

衛気が不足すると・・・
・風邪を引きやすい
・呼吸器症状が出やすい
・疲れやすい
・汗がもれやすい
・気温差に影響して不調が出やすい
・季節の変わり目に体調を崩しやすい
など起こりやすくなります。

衛気は、皮膚や鼻・気管支など
粘膜を強化して免疫を整え
ウイルス・細菌・ホコリ気温差など
外的刺激から身体を守る役割をしています。

衛気も気の一つなので
運動不足や食生活の乱れ・不規則な生活などで
低下しやすくなります。

衛気を強化したい場合
黄耆を中心にした方剤を服用し
自分に合った生活養生を行う事で
高まっていきます。


今年から胃腸強化で漢方を飲み出した方に
毎年11月頃~のどの痛みが続き
今年ものどが痛くなったと言われ
先月より衛気を高める漢方を
飲んでもらっていました。

その方が昨日ご来店され様子を伺うと
のどの不調は起こっていないとご報告いただき、
その漢方を続けてもらう事になりました。

それまでに漢方と養生で身体を強化していたので
漢方の効果も早かったと思いますが
毎年起こっていた不調が出ないのは
とても良かったです。

漢方で自分の弱い部分を強化することで
不快な状態で過ごさなくて済むだけでなく
症状を抑える治療薬を
飲む必要もなくなります。

慢性化した繰り返す不調は漢方と養生で
体質強化してみる事も
選択肢の一つに入れると良いですよ。