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後鼻漏 上咽頭炎 白~透明の粘液性の痰
慢性化した「後鼻漏」を感じる場合で
特に粘液性や膿性がある時
その原因として考えられるのは
「鼻」又は、「のど」又は、「鼻とのど」両方あります。
慢性鼻炎・慢性副鼻腔炎・上咽頭炎
副鼻腔真菌症・鼻中隔湾曲症
等が病名としては考えられますが
それらが合併している
と思われれるケースも
多い様に感じます。
※ただし実際には検査できませんし
診断は当然できないので
知識・状態からの推察になります。
実際に診断名は参考にしますが
漢方では起こっている状態から
バランスの乱れがどうなっているか?
考えて対応します。
後鼻漏の相談を受けていて
以前上咽頭炎と診断され
Bスポット療法を行ったけど
粘液性の痰が止まらずに
症状が改善しない
と言われる方は多いです。
(実際には
まったく改善しないから漢方相談になった
というケースと言ってよいかもしれません)
その場合は、
やはり「鼻」を
しっかり改善して
鼻汁がのどに落ちない様に
身体を整えると良い
と考えます。
すなわち
上咽頭炎は
慢性鼻炎・副鼻腔炎
を併発していないか必ず確認し
併発していれば
「鼻」を先に改善させてから
治療した方が
良い様に感じます。
確かに後鼻漏を感じる理由には
◎線毛細胞の輸送機能低下の場合
◎飲み込みに問題がある場合
◎唾液の質に問題がある場合
◎神経過敏の場合
など複数あるのでじっくり会話して
理由を探ります。
実際に粘液性で白~透明の場合
「以前鼻に問題はなしと診断された」
と相談者さんが言われても
健脾薬や去痰薬を使用して
改善していく方は多いです。
(鼻を先にというのは症状の起こっている状態を考察して
「鼻」の対応を行うという意味でもあります)
さて
この時にポイントだと思うのは
実際の一日の摂取する水分量と
大小便の排泄量のバランス
つまり身体全体での
入れる量と出る量の
調整です。
症状が長引いている場合ほど
これまでの飲食の状況を確認して
新しい習慣として食養生すると
粘性の鼻汁・痰の生成が減少し
徐々に粘性と総量が
減少して改善することは
多いです。
この指導は病院では行われません。
Q.粘性の鼻汁・痰は一体何から作られるのか???
A.口にした物(=飲食)を材料に身体の中で作られる
この考えに基づき
個別に漢方薬と養生をご提案して
①余分な水(痰湿・痰濁)に
なりにくい飲食に変える
②現状より胃腸を強化する
③今ある余分な水を抜く
上記3つで身体全体を整えます。
基本的に和ひのき薬局へ
漢方相談に「後鼻漏」で
来られる方は
病院で既に治療しており
良くならない方しか
来店されません。
体質や習慣は全員違うので
頭をフルスロットルで使用して
熟考しますが
シンプルに言うと
『入れる量(飲食)>処理力(体力)』
となっていると考えます。
胃腸の強化は
時間が必要になるので
根気は必要ですが
常に細胞は入れ替わっているので
消化の負担を減らして
健脾(胃腸強化)していくと
良いと思います。
過食ならば節制は必須です。
経験的に回復の早い方は
・素直に実践できる人
・根気のある人
・体力のある人
・病歴が短い人
と感じます。
西洋医学は患部を
細分化していきますが
中医学(漢方)では
身体全体のバランスで
水の流れを考えて
改善を試みます。
慢性化した方ほど
漢方薬を飲むだけで良くなる
ではないです。
後鼻漏の原因は
長引いて慢性化した方ほど
複雑ですので
漢方薬を試したい方は
経験豊富な専門家に
ご相談されると良いと思います。
特に粘液性や膿性がある時
その原因として考えられるのは
「鼻」又は、「のど」又は、「鼻とのど」両方あります。
慢性鼻炎・慢性副鼻腔炎・上咽頭炎
副鼻腔真菌症・鼻中隔湾曲症
等が病名としては考えられますが
それらが合併している
と思われれるケースも
多い様に感じます。
※ただし実際には検査できませんし
診断は当然できないので
知識・状態からの推察になります。
実際に診断名は参考にしますが
漢方では起こっている状態から
バランスの乱れがどうなっているか?
考えて対応します。
後鼻漏の相談を受けていて
以前上咽頭炎と診断され
Bスポット療法を行ったけど
粘液性の痰が止まらずに
症状が改善しない
と言われる方は多いです。
(実際には
まったく改善しないから漢方相談になった
というケースと言ってよいかもしれません)
その場合は、
やはり「鼻」を
しっかり改善して
鼻汁がのどに落ちない様に
身体を整えると良い
と考えます。
すなわち
上咽頭炎は
慢性鼻炎・副鼻腔炎
を併発していないか必ず確認し
併発していれば
「鼻」を先に改善させてから
治療した方が
良い様に感じます。
確かに後鼻漏を感じる理由には
◎線毛細胞の輸送機能低下の場合
◎飲み込みに問題がある場合
◎唾液の質に問題がある場合
◎神経過敏の場合
など複数あるのでじっくり会話して
理由を探ります。
実際に粘液性で白~透明の場合
「以前鼻に問題はなしと診断された」
と相談者さんが言われても
健脾薬や去痰薬を使用して
改善していく方は多いです。
(鼻を先にというのは症状の起こっている状態を考察して
「鼻」の対応を行うという意味でもあります)
さて
この時にポイントだと思うのは
実際の一日の摂取する水分量と
大小便の排泄量のバランス
つまり身体全体での
入れる量と出る量の
調整です。
症状が長引いている場合ほど
これまでの飲食の状況を確認して
新しい習慣として食養生すると
粘性の鼻汁・痰の生成が減少し
徐々に粘性と総量が
減少して改善することは
多いです。
この指導は病院では行われません。
Q.粘性の鼻汁・痰は一体何から作られるのか???
A.口にした物(=飲食)を材料に身体の中で作られる
この考えに基づき
個別に漢方薬と養生をご提案して
①余分な水(痰湿・痰濁)に
なりにくい飲食に変える
②現状より胃腸を強化する
③今ある余分な水を抜く
上記3つで身体全体を整えます。
基本的に和ひのき薬局へ
漢方相談に「後鼻漏」で
来られる方は
病院で既に治療しており
良くならない方しか
来店されません。
体質や習慣は全員違うので
頭をフルスロットルで使用して
熟考しますが
シンプルに言うと
『入れる量(飲食)>処理力(体力)』
となっていると考えます。
胃腸の強化は
時間が必要になるので
根気は必要ですが
常に細胞は入れ替わっているので
消化の負担を減らして
健脾(胃腸強化)していくと
良いと思います。
過食ならば節制は必須です。
経験的に回復の早い方は
・素直に実践できる人
・根気のある人
・体力のある人
・病歴が短い人
と感じます。
西洋医学は患部を
細分化していきますが
中医学(漢方)では
身体全体のバランスで
水の流れを考えて
改善を試みます。
慢性化した方ほど
漢方薬を飲むだけで良くなる
ではないです。
後鼻漏の原因は
長引いて慢性化した方ほど
複雑ですので
漢方薬を試したい方は
経験豊富な専門家に
ご相談されると良いと思います。