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慢性上咽頭炎  後鼻漏 食事が大事

慢性上咽頭炎  後鼻漏 食事が大事

慢性化した不調
全てにおいて
言えますが

症状を抑える治療をしても
改善しない場合

身体の材料になる飲食の改善を行って
「自分で治せる身体作り」を行っていく
という考え方は大切と思います。

これは今まで行ってきた
薬で症状を抑えるという視点から
「症状の出ない状態を維持できる体へ整える」
という視点がベースにあります。


慢性の上咽頭炎の場合
炎症が続いているので

①まずは炎症になりやすいものは
控えましょう。


また炎症がずっと続いているので
②粘膜の潤い不足(弱り)も生じるので
補陰(潤い向上)したいです。


炎症を抑えたいので
・砂糖の入ったもの
・油っこいもの
・モチ米製品
・香辛料
・保存料入りのもの
・乳製品・クリーム類
・ハム・ソーセージ類
は控えた方が良いです。

全く食べてはいけない
ではなく
今までより減量するぞという意識こそが
まずは大切です。

特に炎症がひどい時には
いっさい口にしない方が良いです。

漢方相談では漢方飲みながら
テストとして止めてみたら
「身体の反応はどうなるか?やってみてください」
とお話します。


その代わりにですが
葉物野菜をしっかり
取りましょう。

葉物野菜の目安は具体的に
基本キャベツで1日1/2個位
は食べましょう。

野菜の水分が潤いを上げて
炎症も抑えてくれます。

他には白菜がおすすめです。

旬は冬ですが年中あります。

ボリュームが大切になりますが
鍋やスープにして
たっぷり取って下さい。

口にしたものから
身体は作られるので
1週間位上記のものを控えて
葉物野菜メインにして下さい。

その上で

炎症を抑える清熱薬や
潤いを高める補陰薬など
状態に合わせた漢方薬を

服用していくと
改善しやすいです。


ここまで長年にわたり
症状を拗らせた方ほど

漢方薬飲みさえすれば治ると
考えないで欲しいです。


効き目の良い病院の治療薬で
治らないのは
身体が効く状態ではなく
「治療薬が効く身体に戻す」
という視点で
食事を変えてみましょう。


本来身体には自然治癒力があるので
治る方向へ向かうのが通常です。

治らない(治りきらない)のは
何かが足を引っ張っています。

その理由について
飲食にある場合が
非常に多いと感じています。

根気よく治す力を高めていくことで
『出ない状態を維持できる体へ整える」ことが
求める治った状態なのかもしれません。

実際に上咽頭炎が長引く原因は
人により色々と有りますが
なかなか治らない上咽頭炎でお困りの方は
経験豊富な専門家に相談してみて下さい。