自分の中だけで考えていると
過去の経験・体験の中から判断して
未来の予想をしている方は
多いと思っています。

だから多くの人と会って
色んな価値観・思考に触れることで
新しい自分の可能性は高まると
自分は考えています.



さて

全く関係ない話からでしたが
本題に入ります。

漢方相談を15000人以上経験してますが
多くの方は漢方薬が病気を治すしてくれる
と考えているようです。

ある意味
正しい時もありますが
これは正しくありません。

どういうことかと言うと

相談の症状が良くなるというのは
当店のスタンスで行くと

自分の中にもともと備わっている
気力ある体力（≒治す力）の向上
が起こった結果

症状が起こらない状態が
維持できるようになった

症状が出ない状態を
維持できる状態に変わった結果
相談の症状が良くなっている
と考えています。

そのための治し方を多くの場合は
ご提案しています。

同じ良くなったという状態であっても
漢方薬を飲むことだけで良くなる
という訳ではない
ということです。

相談の方はほぼ100％の割合で
すでに病院の治療（西洋医学）
で改善しない方なので
病気・不調のアプローチが病院と同じでは
良い結果にはなりにくいですしね。

くり返す慢性化した病気や不調に対して
◎自分で自分の治す力を信じらえるかどうか？
◎自分の治す力を低下させる生活習慣の改善に
前向きに取り組めるかどうか？
◎効果が出るまで根気よく続けられるかどうか？

漢方薬を適切に選んでご提案することは
当たり前のことであって

治療の効果が出るためには
上記の3つの◎を相談の方に
いかに実践・実行してもらうかを
意識しています。

この理由から相談中の対話こそ
良くも悪くも相談者の方の未来を
大きく変えてしまい

上手に漢方薬を飲んだら治る
という意識は打破しないと
お互いに良くないと思っています。

新しい価値観・思考・視点は
すぐに伝えれれるとは思っておりません。
　
初回の相談は、だいたい60分くらいですが
その9割は原因を探ることと治し方の説明に使い
漢方薬の話は残りの数分です。
　
慢性化している場合ほど
原因が複雑に糸が絡まったような状態なので
簡単ではないというのもありますが
　
当店の中医学の思考・視点は
病気・不調の出ている身体・心が
これまでと変わることで
　
出ない状態が維持されるようになった結果
病気・不調が起こらない状態になっている
としています。
　
和ひのき薬局は2003年9月18日に創業しましたが
スタンスはずっとここまで曲げないで
やってきました。

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