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産後の身体の状態とは?
朝一の漢方相談の方(30代女性)
もともと肩コリはありましたが
背中のコリまで産後出るようになり
ここまで約1年半ずっと
コリの症状が治らないとのこと。
病院に行っても繰り返してしまっています。
朝起きると痛みも出ることがあるそうで
とても困っていました。
話を詳しく伺って
身体の状態を把握して
治し方を説明。
納得されたので
生活上の指示をして
漢方を開始してもらいましたが
結果はどうなることやら???
(初回時間だいたい60分位)
さて、産後の身体について
中医学では気と血が不足した
『気血両虚(きけつりょうきょ)』
と言えます。
だから中国や台湾では
坐月子(ズオユエズ)といって
産後1か月はただただ
ひたすら休んで何もしません。
特に母乳で育てる方であれば
血(けつ)の消耗はさらに大きいので
産後の養生は大切となります。
産後は血が不足した状態だから
血を増やす補血剤を飲めば良いと
考えがちですが
そんなに簡単にはいきません。
血を増やすには
食事のバランスが大切になりますし
胃腸が丈夫でないと
栄養の消化・吸収もできません。
あと睡眠不足などから
体力低下が起こっていると
陰血が増えにくい状況になります。
(寝ている間に血は増えてます)
このように血を増やすにも
色々な条件が整うことで
補血できるようになるのです。
だから単純に補血剤を飲んでも
効果が出ないだけでなく
補血剤で胃もたれなど
起こったりします。
さて、血(けつ)が不足した
血虚(けっきょ)では
次のような症状が出やすくなります。
冷え性・手足・おなかが冷える
顔色が悪い
乾燥肌
小じわが気になる
睡眠が浅くなる
髪のつやがない
枝毛や抜け毛になりやすい
貧血になりやすく、めまいが起こりやすい
生理の量が少ない・生理周期が長くなりやすい
便がスッキリ出にくい
爪が薄くて割れやすい
立ちくらみ・疲れやすい
血圧が低め
気分が落ち込みやすい
こむら返り(足がつる)
目が疲れやすい
夢が多い
不眠
これらの症状が多く当てはまる場合は
『血虚(けっきょ)』の状態が疑われます。
中医学的に身体の不調を正しましょう。
血虚の場合は
しっかり血を作り続ける状態になって
血が消耗しても回復できる
身体になることで
症状が出なくなっていきます。
症状を抑えるのではなく
症状が出ない状態の身体に戻す
という視点が大切と思います。
特に女性の場合は
生理があるので血(けつ)の不調は
男性と比べて圧倒的に多くなります。
血(けつ)は美容という面においても
重要です。
芸能人やモデルさんの中で
補血の漢方薬を美容目的で飲んでいる
という方も多いですね。
血虚が気になる方は
自分の体質に合わせて
しっかり血が作れるように
身体の状態を整えましょう!
漢方相談の希望がある方は
こちらよりお問い合わせ下さいませ。
相談は無料です。
ZOOMのURLを送りますので
来店できない遠方の方の場合なども
漢方相談は可能です。
もともと肩コリはありましたが
背中のコリまで産後出るようになり
ここまで約1年半ずっと
コリの症状が治らないとのこと。
病院に行っても繰り返してしまっています。
朝起きると痛みも出ることがあるそうで
とても困っていました。
話を詳しく伺って
身体の状態を把握して
治し方を説明。
納得されたので
生活上の指示をして
漢方を開始してもらいましたが
結果はどうなることやら???
(初回時間だいたい60分位)
さて、産後の身体について
中医学では気と血が不足した
『気血両虚(きけつりょうきょ)』
と言えます。
だから中国や台湾では
坐月子(ズオユエズ)といって
産後1か月はただただ
ひたすら休んで何もしません。
特に母乳で育てる方であれば
血(けつ)の消耗はさらに大きいので
産後の養生は大切となります。
産後は血が不足した状態だから
血を増やす補血剤を飲めば良いと
考えがちですが
そんなに簡単にはいきません。
血を増やすには
食事のバランスが大切になりますし
胃腸が丈夫でないと
栄養の消化・吸収もできません。
あと睡眠不足などから
体力低下が起こっていると
陰血が増えにくい状況になります。
(寝ている間に血は増えてます)
このように血を増やすにも
色々な条件が整うことで
補血できるようになるのです。
だから単純に補血剤を飲んでも
効果が出ないだけでなく
補血剤で胃もたれなど
起こったりします。
さて、血(けつ)が不足した
血虚(けっきょ)では
次のような症状が出やすくなります。
冷え性・手足・おなかが冷える
顔色が悪い
乾燥肌
小じわが気になる
睡眠が浅くなる
髪のつやがない
枝毛や抜け毛になりやすい
貧血になりやすく、めまいが起こりやすい
生理の量が少ない・生理周期が長くなりやすい
便がスッキリ出にくい
爪が薄くて割れやすい
立ちくらみ・疲れやすい
血圧が低め
気分が落ち込みやすい
こむら返り(足がつる)
目が疲れやすい
夢が多い
不眠
これらの症状が多く当てはまる場合は
『血虚(けっきょ)』の状態が疑われます。
中医学的に身体の不調を正しましょう。
血虚の場合は
しっかり血を作り続ける状態になって
血が消耗しても回復できる
身体になることで
症状が出なくなっていきます。
症状を抑えるのではなく
症状が出ない状態の身体に戻す
という視点が大切と思います。
特に女性の場合は
生理があるので血(けつ)の不調は
男性と比べて圧倒的に多くなります。
血(けつ)は美容という面においても
重要です。
芸能人やモデルさんの中で
補血の漢方薬を美容目的で飲んでいる
という方も多いですね。
血虚が気になる方は
自分の体質に合わせて
しっかり血が作れるように
身体の状態を整えましょう!
漢方相談の希望がある方は
こちらよりお問い合わせ下さいませ。
相談は無料です。
ZOOMのURLを送りますので
来店できない遠方の方の場合なども
漢方相談は可能です。