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後鼻漏 養生法 水分過多 水分の摂り方

後鼻漏 養生法 水分過多 水分の摂り方

夏の時季に熱中症予防で
マメに水分を飲むことは
理解できます。
(ただし飲み方には注意して)

しかし

 テレビ・マスコミの影響で
水分を多量に飲んでいる人は
季節に関係なく
とても多くなっている。

例えば
毎日水を2L飲んだ方が良いか?は
体質はみんな違っているので
「No!」である。

 では

長引く後鼻漏・副鼻腔炎・上咽頭炎で
身体に余分な水分が出来にくくするには
具体的に何を注意すると良いでしょうか?

冷たいモノや美味しいものは
ついつい飲みすぎるので注意です。

『飲む容器』もポイントで
マグカップと小さいコップでは
同じ1杯でも摂取量が変わってきます。

もちろん小さいカップ推奨です。

ちなみに
コーヒーをヨーロッパでは
小さいカップで飲みますが 

アメリカ式で大きなカップに入れて
一日4・5杯飲むのは
「冷え」も呼ぶケースも有ります。

 『飲み方』ですが
ごくごく飲むのではなく
「1口づつ唾液と混ぜながら」
飲むのが良いです。

熱いお茶はすすりながら飲みますが
あんな感じが良いです。

他には、食事中も
飲みながら食べると
よく噛まなくなるので
注意しましょう。

だ液が出ることで
口の渇きが減り
水分過剰を防げるので

良く噛んで食べるとか
梅干しや酢の物を食べるのも
良いです。

今回ここに挙げた点は
漢方相談の接客中に
全てはお話ししませんが
長引く後鼻漏でお悩みの場合
一つ一つ習慣化してみて下さい。

毎日の生活習慣が
長引く後鼻漏の悪化要因に
なっている人は実に多いと
多くの治験例から感じます。

実際に漢方相談では
「そんな話聞いたことがなかった」
「水分の摂り方を初めて聞いた」
「自分の摂取量を考えたことがなかった」など
伺います。

漢方を飲むことだけが
症状改善に必要なことでは
決してありません。

症状が治らないまま続いてしまっている
あなた(体質&習慣)を
変えていきましょう。