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気候の変化で「めまいが出そう」

気候の変化で「めまいが出そう」

最近の気候の変化は、相当なものですね。

先週は暑い位の日もあったのに、
昨日は寒くて関東では雪も降った様です。

この急激な気温・気圧の変化で、
自律神経はかなり頑張っていて
基礎体力のない方は、この変化に身体が追い付かずに
不調が出てしまいます。



そんな中、70代女性で
昨年漢方を飲む前はめまいで
家事等何もできなくなっていた方が
漢方を買うためにご来店。

当店に来る前には、3か月位(3月から5月)
病院に毎日点滴に通っていて
その効果もなくめまいが治まらないので
とてもお困りでした。

しかし漢方を飲みだして、
すぐに効果を実感され
3日目位で家事を行える位まで
元気になった方です。


気候の変化で週末にめまいが起こりそうになり
残っていた漢方を1回飲んだらすぐにめまいが治まった
とご報告いただきました。

コーヒーやお茶が好きで日中良く飲まれる方ですが
この方の場合、めまいの原因が余分な水で起こっていることが
理解できているので「しばらく水分止めておく」
と自分から言われました。

必要な養生をわかってくれている点が
嬉しいです。

また、漢方で気候の変化に負けない様に
気力ある体力の向上を目的に身体作りをしてきて
再びめまいの気配が出てしまいましたが、
残っていた漢方ですぐに効いた事は良かったです。

もしもこの身体作りをしていなかったら
もっと早い段階でめまいは起こっていたかもしれませんし
漢方を飲んでも早く効かなかったかもしれません。

予防の効果は、こういう部分にあるように
考えております。



さて、薬も、「効く薬」と「治す薬」があります。

効く薬とは、症状を抑えてくれる薬です。
短期間症状のある時に服用します。

治す薬とは、自分自身の治癒力を高めて
症状が出ない身体にする薬です。
症状の有無に関係なく長期に服用してもらいます。


この違いをしっかりと区別して
自分の体質に合わせて治す薬を続けていくと
不調が出にくくなりますし、
仮に今回のように症状が起こっても早く治ります。

めまいに限らず
「体質だから・・・」
「年だから・・・」と検査しても異常がない場合でも
治す薬を飲むと有効であることは多いですよ。

その際は、専門家にしっかりと症状と体質をお話しして
自分に合った漢方薬を選らんでもらって下さい!